甲府を訪れる機会に2日掛けて山梨百名山の雨乞岳と日向山に登ることにした。16日は81才最終日であり、雨乞岳に平久保池登山口からピストンした。
3番の道標までは段差の低い木段が延々と続く。木材の幅が狭く、かなり腐りかけ、土砂が流失した所もあって意外と歩きにくい。多くは木段の脇を歩いているようだ。木段の無い山道に入っても急な傾斜は少なく、むしろ歩き易かった。しかし、低所では背丈の低い笹が、標高が上がるに従い高くなり5番の道標付近からは1m以上の所もあった。道は見えず、笹葉の窪みを頼りに歩く。大きな倒木を迂回するなど必ずしも良くない。(雨ならびしょ濡れだろう) 5番の道標辺りで5才の女児と7歳男児連れた父親に追い越された。子供達は半袖で、笹の葉に擦られぬよう両腕を上げて歩いており、少々可哀そうだ。それにもめげす、大変元気で礼儀正しい子供達だった。
5番の道標を過ぎた尾根では雲間から富士山が垣間見れたが、直ぐに雲に覆われてしまった。山頂でも付近の山々は雲に覆われていたのが、昼食を摂っている間に日向山山頂の白ザレが現れた。望遠で撮ると多数の登山者が写っていた。下草や笹が浅い所では沢山のキノコがあって、写真に収めた。図鑑で調べても分からない種類ばかりである。
下りで4番道標付近でマウンテンバイクを担いだ若者グループに出会った。山頂から先に進むルートを乗って下るという。地図に登山道は載ってないが、1,797m、1,690mピーを通る尾根で石尊神社に至るのだろうか?強者たちである!
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