トンレサップ湖上での眺望  
撮影:2010年3月5日



トンレサップ湖はカンボジアの中央に広がる東南アジア最大の湖です。雨期には乾期の3倍もの大きさになり、陸地であったところが水につかり、大量にプランクトンが発生し、それを主食にしている淡水魚も大量に発生します。幼魚が育まれる7〜10月は禁漁期ですが、単位面積当りの年間漁獲量は10ton/平方kmと世界最高です。乾期に水のひいたあとに堆積した土には大量の養分が含まれ農地に変わります。水の引いた所から作付けするので、黄色に実った田圃もあれば、青々とした田圃もあります。カンボジアの人々の食生活を支えている重要な湖です。湖上には約100万人の水上生活者がおり、約30万人はベトナムからの避難民だそうです。各集落は水位の変化に合わせて移動しながら漁業で収入を得ています。

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