蝶ヶ岳(2,677m) ・ 常念岳 (2,857m)
  三股〜蝶が岳〜蝶が岳ヒュッテ〜横尾分岐〜蝶が岳ヒュッテ     2019年10月6日

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ルート図 (地図をクリックすると拡します)   YAMAPで軌跡を記録しました。


@三股駐車場 10/6 4:37 - A三股 4:55〜4:58 - Bうめうち平 7:01 - C蝶ヶ岳山頂 11:53〜12:13 - D蝶ヶ岳ヒュッテ 12:17〜14:02 - E横尾分岐 14:30〜14:33 - F蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 15:16

F蝶ヶ岳ヒュッテ 10/7 6:13 - G横尾分岐 6:43 - H蝶槍 7:02 - I2592mピーク 8:22 - J最低鞍部 9:35 - K常念岳 11:40〜12:10 - L常念小屋(泊) 13:17〜10/8 6:15

L常念小屋 10/8 6:15 - M最終水場 6:54 - N笠原川出会 7:52 - O王滝ベンチ 8:46 - P一ノ沢登山口 9:43…10:10(タクシー) Qほりでーゆ四季の郷10:35〜毎日あるぺん号13:55発




 NHKの日本百名山・常念岳で紹介された同じコース(三股ー蝶ヶ岳ー常念岳ー一ノ沢)を9月中に歩こうと計画するも、諸用件と天候で叶わなかった。天気の良さそうな10/5を選び、登山バス毎日アルペン号を1週間ほど前予約した。残念ながら天気は外れだった。
 毎日アルペン号は毎日新聞本社前(東西線竹橋前)23:00発の燕岳登山口行で、途中石川PA、八ヶ岳美濃戸口(寄り道)、諏訪湖SAなどに停車、蝶ヶ岳温泉で下車し、タクシー乗換で三股駐車場5:00着である。この間、頻繁に停車し、すぐ起され、三股駐車場に4:20と40分も早く着いたので、合わせて2時間も寝れず、睡眠不足であった。バス同乗者は燕岳を目指し、下車は私一人だけだった。しかし、下部の駐車場含めほぼ満車だった。

 暗闇のなか出発し、登山口の三股に着くとライトをつけた車がおり、係員が登山届を受け取り、チェックされた。「ゴジラのような木」の口の中には小石が一杯に詰め込まれ無残な姿になっていた。この付近で夜が明けたが、陽ざしはなかった。樹林中の登山道をひたすら登り、番号の付いた2段以上の木段が恐らく300以上あったろう。まめうち平付近では薄いガスが漂い、数人が食事していた。高度を上げると小雨模様になったが、蝶ヶ岳山頂近くで雨は止んだ。樹林帯では紅葉が綺麗であった。山頂では期待した眺望はなかった。
 蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊手続きをして休んでいると、槍ヶ岳が見えると教えられた。時間も十分あるので蝶槍方向に横尾分岐まで往復した。峰々が動きの速い雲で見え隠れし、逆光ながら槍ヶ岳や穂高連峰などが眺望できた。

 二日目、ヒュッテ付近は濃いガスで覆われ、吹き飛ばされそうな強風の中を常念岳を目指した。期待した朝日に照らされる穂高連峰はじめ、遠くの?峰々は全く見えない。強風は蝶槍の先の樹林に入るまで続き、次第にガスは薄くなり、周辺からは消えた。樹林帯を抜けると付近の山々の標高2,500〜2,600m以下の雲は無くなり、常念岳への尾根筋が見えるようになったが、場所によっては吹き飛ばれそうな強風に煽られた。岩やガレ場では進路が不明確な所もあり、慎重に進んだ。蝶槍を過ぎ、樹林に入ると強風は収まり視界もさらに良くなったが、槍ヶ岳は現れなかった。樹林を抜けると常念岳山頂まで再び強風に煽られながらであった。山頂近くには3羽の雷鳥がいて、冬の真っ白の羽に少し変わっていた。
 山頂で峰々に掛かる雲が去るのを待ったが、動きはあるものの残念ながら無くならなかった。常念山荘までの下りも意外と歩きずらい。

 三日目、同室の若者一人と一緒に小屋を出ると暴風雨状態で、常念乗越までの100m位では吹き飛ばされそうだった。小屋の従業員は留まるよう薦めていたが、若者は蝶ヶ岳方面を目指し強風雨に抗して歩き始め、すぐにガスの中に消えた。無事だっただろうか? 福岡からの同室の方は横尾に行く予定であったが、諦めて一ノ沢駐車場に下りてきた。そして、上高地経由で横尾に辿り着き、翌日天気が回復し、奥穂高岳に登れたそうである。
 一ノ沢側斜面は樹林で、風下側でもあり風は殆どなかったが、雨は降り続いた。雨具着用するも一ノ沢登山口に着いた時にはフードの着け方が悪く、シャツがすっかり濡れてしまった。丸太橋が3〜4か所あり、増水もそれ程ではなく無事下山できた。この雨の中を数パーティ、10名ほどが登って行った。
 なお、一ノ沢登山口から予約したタクシーで帰路バスが停まる「ほりーでーゆ」まで移動、すると全く雨も降らなかったそうで陽が差していた。十分に時間もあり「ほりーでーゆ」の温泉にゆっくり浸かり、生ビールと信州そばを頂き、寛いだ。

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