ピポエステス
2008年1月12日

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   ピポエステスを私が始めに見たのは、当時通っていたカリホルニアにある会社で女性の事務机の上でだった。緑にピンクの斑が入った葉の可愛い鉢植えは、机上で楽しむ観葉植物として魅力的だった。San Diego北部の海岸沿いには自家栽培の花卉を販売している店が幾つもあり、休日にそんな店を探しながら訪ねていた。
   ある店でピポエステスを見つけ、私も自室の机に飾って楽しんでいた。鉢は直径5cm位、背丈も3-4cmと可愛いもので。帰国時にアパートの管理人のご婦人にあげた。その後訪ねたとき、直ぐに元気な鉢植えを持ってきて見せてくれたのは嬉しかった。帰国時に3cm位の茎を1本切り取って持ち帰り、挿芽したところ見事に根付いて、大きな株に成長した。冬にはビニール製の簡易温室か室内に置いたところ10年近くも生き続けた。夏には茎が50-60cmにも伸びて、花はリナリアに似た紫色で幅約5mm、長さが約10mmである。花は茎の成長とともに次々と咲くが、小さく、疎らなので目立たない。春、隣の鉢から新しいピポエステスの芽が出ているのに気付き、別の鉢に移して育てた。その一つが1月12日撮影の写真の株である。種が落ちて育ったのであろうと、花の終わった子房辺りを観察しても何処に種があるか、未だに分からない。2-3年前から室内の鉢を置いた台の上や床に小さな種子が落ちているのに気付き、拾い集めるようにした。週に数粒で室内でなければ収集は難しいだろう。集めた種子の発芽率は高くないが、増やせるようになった。
   強い日光の下では葉の色は濃く斑も大きい、日当たりが悪いと葉は大きく(10cm位)なり、ピンクの斑が小さく、緑が強くなる。やはり室内の窓辺に置くのがピンクと緑のバランスが良いようだ。種を落とし続けた伸びた茎は2-3月には枯れるが、11-12月には新しい茎が伸び始めている。
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キツネノマゴ科ピポエステス(シタイショウ)属 マダガスカル原産の多年草 
元の鉢は矮化剤でコンパクトにしたものだったらしい。ホワイト・スポットやローズ・スポットもある。


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