多摩よこやま道の南側を歩いてみて、開発前の多摩丘陵地の風景が残っており、野花を探しながらウォーキングに適したコースがはりめぐらされていると知った。今回は黒川海道特別緑地保全区の瓜生黒川往還から谷戸を南下、黒川里地で珍しい水力発電所(神奈川県営柿生発電所)を柵外から見物、地図に鳥居マークがある,毘沙門天を通り抜け、裏の墓地から急斜面と竹藪を強引に突破し、貸畑になっている畑地にでて、薄暗い林を抜け、また畑地や園地を通り、よこやま道に戻った。
この時期、地面に白い落花が多く、見上げると野生のエゴノキが満開であった。キンラン、ハルリンドウ、キバナヤセウツボなど思いもよらぬ所で咲いており、林内ではウグイスが声たかだかに鳴いていた。
貸し農園で作業中の方に聞くと100uで年間賃料は3万円とのこと、多摩市から通っていると言う。関心あるが100uでは手に余るだろう。
|