鶴脚山(916m)・馬頭刈山(884m)
  2020年11月10日

風景  パノラマ:山並み  関東平野  都心の高層ビル        Home

  JavaScriptを有効にしてください。
操作法:下の写真をクリック→拡大写真、右クリック→次の写真、左クリック→戻る。スライドショー時:右クリック→静止、左クリック→戻る。


ルート図 (地図をクリックすると拡します)   YAMAPで軌跡を記録しました。

@千足バス停 8:12 - A天狗滝 8:45〜8:58 - B綾滝 9:41〜9:45 - Cつづれ岩 10:37〜10:47 - D鶴脚山 11:51 -
E馬頭刈山 12:11〜12:37 - F高明山 12:56 - G長岳 14:18 - H瀬音の湯 14:40〜15:52 - I十里木バス停 15:58 …16:06発バス乗車




 YAMAPでダット氏の記録を拝見し、天気も良さそうなので滝と紅葉を期待して出かけた。武蔵五日市駅発の藤倉行バスには通勤者が多く乗車したが、しばらくすると降りてしまい、登山者2名だけになった。千足バス停から舗装された道は登山口まで続き、道端には野草の花がまだ咲いていた。御霊檜原神社の道路寄りのチャの木には、今まで見たことが無い径が5p近い大輪の花が咲いていた。

 沢沿いの登山道を綾滝・つづら岩分岐で左側の天狗滝方向へ、ダット氏が小天狗滝付近で道を見失いコース外の斜面を登ろうとしていた夫妻を登山道へ誘導したとあったので、それらしき迷いそうな所を探したが、見当たらなかった。ところが、自身、分岐点まで引き返すものと思い込み、小天狗滝付近にリュックを下ろし身軽で天狗滝へ、よく見れば滝下の沢を渡り綾滝に行くルートがあるではないか!地図で確認しなかったポカを反省。分岐点迄戻り、右側から改めて綾滝へ。多分20〜30分タイムロス。沢の流れから想像する以上に、滑らかな岩壁を滑り落ちる滝の水量が多く、三つの滝とも綺麗だった。稜線迄の林には広葉樹が少ないながら、黄〜褐色系に色付ていた。

 稜線に着き、つづら岩を登るルートを探ったが、ザイルなしでは危険と判断しやめた。ここからの稜線歩きは大きな高低差もなく、眺望の良い所もあり、富士山も望め、紅葉も楽しめた。バスで千足で降りなかった高年者は白倉から富士見台周りで来て、鶴脚山山頂で追い越された。馬頭刈山山頂に着いた時には既に食事を終え、間もなく歩き出した。大した脚力である。山中で出会ったのは、この一人だけだった。

 馬頭刈山を少し下った所から、関東平野が一望でき、都心部の高層ビル群や東京スカイツリーも見えた。高明山にあった神社は麓に遷座し、小さな祠と碑があるだけだが、残る立派な鳥居や道脇に立つ大木からして、地元の人々の厚い信仰を集め、大きな社があったのだろう。また、明治21年(1888)11月8日に焼失した大杉、鶴松神社、大杉神社などの碑、山神社・稲荷社の祠などがあり、参道として守られたようだ。大杉神社碑は朝鮮国人 金 相何某(相当する漢字不明)の書とあるのは興味深い。いつ建立されたかを碑の裏などで確認すべきだった。

 道は粘土質の所があり湿っていると滑りやいので下りには要注意だ。瀬音の湯の駐車場は満車状態で多くの人が訪れていた。ここでゆっくり温泉に浸かり、十里木バス停から武蔵五日市駅行のバスに乗車した。

 馬頭刈山とは奇妙な名だ。「奥多摩・奥武蔵・秩父 人気の山50(大人の遠足BOOK)」によれば、馬頭刈山の山名の由来は不明としながらも、馬頭刈山と東の高明山が馬の鞍のようにつながっており、「並びあう」の古語「つがりあう」から、馬鞍のつがりあう山 → 馬つがり山 → まづかり山 と変わったのではないかと説明している。


リンク: YAMAP

スライドショーはQPONさんの 高画質写真展示ツール(Ver.3)を使わせて頂きました。


Copyright © 2020-
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送