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ルート図 (地図をクリックすると拡します)
YAMAPで軌跡を記録しました。
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@唐木田駅 13:54 - A長池公園里山口 14:29 - B長池見付橋 14:56〜15:06 - C長池ネイチャーセンター(長池公園自然館) 15:10〜15:26 - D山王塚 16:22 - E唐木田駅 17:01
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相変わらず天候が定まらず、家事も重なって9月も半分過ぎてしまった。昼食を済ませてから、近場の長池公園に小田急唐木田駅から南多摩尾根幹線道脇の歩道を歩き、4年ぶりに訪れた。里山口から長池公園内を散策、よこやま道で唐木田駅に戻った。
長池見附橋は都内最古の陸橋であった四谷見附橋を保存するため移設されたもので、隣接する迎賓館や周辺環境と調和するようネオ・バロック様式の装飾が施された設計で、技術的にも我が国近代橋梁の道標になったとある。今回は姿池まで一周して、良く見たが、竣工10年後の関東大震災にも耐えた美しく、立派な橋である。
園内の長池ネイチャーセンター(長池公園自然館) には園内を紹介する冊子が置かれ、付近の水生植物や動物の標本が展示されており、子供達の学習の場にもなるだろう。多摩川水系支流部湿性環境に生えるハチオウジアザミは2012年に新種としての発表されたタイアザミに似た品種だそうで、ちょうど咲き始めていたが、近くには立ち入れなかった。園内にはタヌキ、ハクビシン、ノウサギやアナグマが生息し、野鳥も多い。この地域が開発される以前の自然が、狭い公園内に押し込められ、NPOの努力によって辛うじて残っていると言うべきか。
センター内には麻雀室があってビニールで仕切られた卓には高齢男女で全て埋まり、マスク着用し静かに遊んでいるのには、いささか驚かされた。
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