雪頭ヶ岳(1710m) ・鬼ヶ岳(1738m)
  2021年12月9日

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ルート図 (地図をクリックすると拡します)   YAMAPで軌跡を記録しました。

@魚眠荘前無料駐車場 7:10 - A登山口 7:25 - B迷い点 8:55〜9:08 - C雪頭ヶ岳 10:16〜11:04 - D鬼ヶ岳 11:16〜11:40 -
E金山中間点 12:00 - F鬼ヶ岳11:03 - G鍵掛峠 13:31〜13:53 - H登山口 14:43 - I魚眠荘前無料駐車場 15:10




 前々から、登りたかった西湖北方の山は公共交通でのアクセスが悪く、延び延びになっていたので、思い切って車で出かけた。久しぶりに新雪を歩けたこと、大気が澄んで南・北アルプスの山々など360度の眺望が素晴らしかった。富士山に掛かる雲は時間と共に変化し、7〜9合目付近で笠雲になり、次第に少なくなり、根場に下ったときには雲のない富士になった。満足できた一日であった。
 車で夜明け前に根場の駐車場に到着、朝食をとり、7時10分ごろ歩きはじめた。二つの堰堤を過ぎると登山口があり、沢筋をたどるとやや急斜面の登りになる。落葉樹林に入った尾根筋辺りから残雪がみられ、高度とともに増え、次第に新雪に変わった。途中追い越した先行者の足跡を見失い、尾根を右に入って誤りに気づいた。最初の失敗である。引き返し足跡を辿りながら進むと、先行者が雪深いとして雪頭ヶ岳手前の眺望の開けた所から引き返して来た。富士山は目前に、西湖は日光が反射して光っていた。引き返すべきか多少迷ったが、先に進み様子を見ることにした。膝まで埋まるほどの積雪でもなく、乾いた粉雪で歩きやすい。
 積雪は20数cm程度だがが、雪が乗って小枝が低く垂れ下がり、触れると塊が頭上に落落ち首筋から背中に入り込む。余りに多くて避けきれず雪をストックで落としながら進んだ。
 雪頭ヶ岳〜鬼ヶ岳間の急な下りも、雪で危険と言うほどではなかった。両ピークとも雪に輝く富士山、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父の連山、近くは道志の山々、甲府盆地や富士五湖など素晴らしい眺望が楽しめた。
 鬼ヶ岳から始点の根場に戻らねばならぬのに、金山までの中間点付近まで下って誤りに気付き、又も引き返した。2つ目の失敗である。鍵掛峠までは既に数人が歩き、急坂で泥濘んだ所もあって、滑って転倒せぬよう心がけた。鍵掛峠からの下りは雪もなくブナ原生林の急な斜面から植林地に入ると、山梨県保安林の植林地になる。植えた苗木を鹿から守るためのプラスチックカバーが夥しく散乱していた。カバーに守られ生育した木は非常に少なく、大部分が役立たなかったようだ。このまま放置すれば破断、マイクロ化して西湖に流入する恐れが大きく、早急に回収すべきだ。
 西湖いやしの里には茅葺きの養蚕家屋などが22棟並び、観光バスも来ていた。地元の方に教えて頂いた西湖北側の「いずみの湯」は12月〜3月の定休日は火曜日・水曜日だが、行ってみると休みだった。新型コロナウィルスの拡大状況により告知なく休館ともあるので、休館中かも知れない。
 なお、アイゼンの携行をうっかりしたが、歩行には支障はなかった。チェーンスパイクを付けた方が雪下駄になって返って歩きにくいと言ってい。とは言えこの時期アイゼン不携帯は3つ目の失敗だった。最近、失敗が多くなっており、慎重な準備と分岐点での確認をすべきと反省している。


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