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ルート図 (地図をクリックすると拡します)
YAMAPで軌跡を記録しました。
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@払沢の滝入口 6:55 - A払沢の滝入口 7:12〜7:19 - B払沢の滝入口 7:30〜7:41 - C千足 7:55 - D天狗の滝 8:37〜8:42 - E つづら岩下 10:14 - F富士見台10:49〜10:59 - G鋸山・御前山分岐 11:45 - H大岳山 12:08〜12:50 - I綾広の滝分岐 14:01〜14:10 - J御嶽神社 14:36〜14:55 - Kケーブル御嶽山駅 15:13 - 15:21発乗車
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10日朝は冷えるとの予報から、払沢の滝の氷結を期待し、続けて天狗滝コースの最上部つづら岩を馬頭刈尾根左側に進み、大岳山、御嶽山を辿り、ロープウエー御嶽山駅までのコースにした。
滝の氷が融けないうちと緊急事態宣言下・密回避から、早朝、最寄り駅5:00発の電車に乗り、乗り継ぎ武蔵五日市駅へ、6:33発藤原行きのバスで払沢の滝入口に7時少し前に着いた。バス乗車は4名ほど、払沢の滝入口で2名が下車すると、乗客はいなくなった。駐車場にはすでに3〜4台駐車、滝の見物終え帰る車もあった。払沢の滝には小さな氷の塊やツララが岩肌に斑についており、水も流れ落ちていた。滝つぼの水面には氷片が浮び、全面結氷ではなかったが、なんとか凍った滝を見れた。
払沢の滝入口からバス停2区間ほど車道脇を歩き、千足から柳沢林道に入り、天狗滝、綾滝を経てつづら岩までは急な登りである。登山路は南面するので残雪も氷もなく、綾滝では温かい日差しを受けて小休止、間食した。
馬頭刈尾根は2カ所の足場の悪い所以外は緩やかな上り下りで、尾根道や北側斜面にも残雪はごく僅かしかなかった。富士見台(大怒田山)とその少し先では素晴らしい富士山や丹沢の山々が望めた。古い三十二丁目の道標を過ぎると大岳山山頂までは急登である。千足からここまでの間出会ったのは1名だけだったが、大岳山山頂には7〜8名が食事したり、写真を撮ったりしており、御嶽方向から来る人、下る人で入れ替わった。富士山を眺めながら昼食を摂ったあと、御嶽山方向に急坂を下り、岩場を過ぎると残雪が踏み固められていた。固く凍った氷の上に枯れ葉や土が乗ってはいるものの滑りやすく極めて危険だった。すぐ軽アイゼンを着け慎重に下った。陽当たりのあっただろう所は乾いた小石交じりの路面になり、氷結した所とが交互にあって、その都度軽アイゼンの脱着は時間ロスが甚だしいので、外さず綾広の休憩小屋まで下りた。この間、ストックやアイゼン類なしで、危なげな足取りで登ってくる若者にかなり出会った。スニーカーもいて、下りの方が心配だった。
久しぶりに大嶽神社に詣で、氷結路で消耗したのでケーブルを使って下った。観光客も疎らで、その多くは乗用車利用らしく、御嶽駅行バスの乗客は5名ほどだった。
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