|
ルート図 (地図をクリックすると拡します)
YAMAPで軌跡を記録しました。 |
@ヤビツ峠バス停 9:17 - A春岳山 09:56 - B大山山頂 10:55〜11:48 (昼食) - C見晴台分岐 12:51 - D日向越(地蔵尊) 13:08〜13:15 - E林道出会 13:54 - F日向薬師バス停 14:26 - G日向薬師 14:49〜14:53 - F日向薬師バス停 15:01・・・バス15:20発 - 秦野駅
|
小田急の永山駅から丹沢・大山フリーパスのBキップを利用、バスで秦野駅から標高約761mのヤビツ峠へ、大山イタツミ尾根コースで大山山頂、見晴台を経て、日向薬師バス停までのコースである。
孫二人を誘っていたが、それぞれに忙しく無理らしいので、一人で出かけた。この時季、平日ヤビツ峠までのバスは午前1便のみで、座席は登山者でほぼ一杯だった。殆どが塔ヶ岳に向かい、大山には数人のみ。風もなく温かい日差しのなか、景色を眺めながらのんびりと登った。青空のもと丹沢の峰々、富士山はもちろん、南アルプス南部雪を冠った赤石岳、聖岳、上河内岳や秩父、奥多摩の山々、筑波山も望めた。麓近くまで建築物で埋め尽くされた関東平野の眺望には、50数年前には田畑や里山が主な景色だったのを思い出し、改めて首都圏集中の凄さを見た思いがした。
大山山頂からの下り斜面は凍った所が融けて、泥濘み滑りやすくなっていた。当初は見晴台から地蔵のある日向越を直進、エボシ山を経て大山川側に下るつもりだったが、踏み跡が不明瞭だったので諦め、日向薬師に下りた。日向薬師バス停に着くと14:20発は出たばかりで、1時間近くあったので日向薬師に寄った。行基が開基し、頼朝も参詣した古刹とは知らなかった。仁王門から先の参道の石段は岩を削って造られており、風化して大きな玉ねぎ岩が現れていた。この付近特有の玉ねぎ石は大きな岩の中に入っているようだ。
|