町田市  尾根緑道・戦車道路
  2021年11月11日

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ルート図 (地図をクリックすると拡します)   YAMAPで軌跡を記録しました。

@ 多摩境駅 11:00 - A 小山内裏公園鑓水小山口 11:20〜11:29 - B パークセンター 11:59〜12:21 - C 草地広場入口 12:45〜12:50 - D 星谷戸トンネル 13:10〜13:16 -
E 公衆トイレ 13:30 - F 平方面分岐 13:42〜13:46 - G 小山田バス停 14:07 - H よこやま道 14:32 - I 見晴台 14:52〜15:08 - J コーナン 15:17〜15:33(買物) - K 唐木田駅 15:36

歩行距離 : 10.2km     所要時間 : 4:26     歩行時間 : 3:42

 小山内裏公園を10月30日に訪れたとき、園内の尾根緑道が戦車道路と言われた軍用道路跡であると知り、改めて歩いて見た。
 尾根緑道の西端は八王子市の鑓水南(やりみず南)から町田市の小山内裏公園を経て下小山田町の大賀藕絲館(おおがぐうしかん)までの約9kmであり、町田街道の北側の尾根に位置する。そのかなりの部分は戦前、相模原陸軍造兵廠で製造した戦車の走行テスト用に作られた道路で戦車道路の名もある。戦車道の始点は相模原陸軍造兵廠(現米軍相模補給廠)で町田街道の馬場を横切り、尾根に、終点は町田街道の田端であり、小山内裏公園からの尾根部分が共通する。
 今回は小山内裏公園西端の鑓水小山口から園内を迂回し、東方向に向かった。公園東端を過ぎると次第に尾根は南東に向かう。南多摩斎場付近の公衆トイレまでは両側が樹木に覆われ舗装と未舗装の道が並行する。未舗装部は厚く積もった落ち葉が腐葉土化してクッションになり、歩くのが快い。桜の古木が並び花見には良いコースと思われる。今日もジョギングする人がちらほらいた。南多摩斎場近くの交差点からは車道の脇にカラー舗装された歩道となり、街路樹は欅になる。車道との間は工事中で、近くまで住宅が迫り、進むに従い歩道は狭くなり、緑道とは言い難い気がする。
 尾根緑道終点までは行かず、種入手前(上小山田町2920付近)で左折、幅が1mにも満たない狭い農道区間もある道を経て平バス停に、バス道路を小山田バス停まで、さらに、正山寺入口がある谷戸の道を北上し、よこやま道へ、大妻女子大前を経て唐木田駅までを歩いた。
 東京都町田市は小田急線沿線の市の印象だったが、東京都八王子市と神奈川県相模原市の間の町田街道沿いの狭い地域の更に先、城山湖の北、高尾山口駅の南にある草戸山山頂にまで達するシッポがあると今更ながら知った。このような市境には歴史的背景があるのだろうが、住民には不便もあるだろう。京王相模原線多摩境駅、小山内裏公園もシッポの中にある。歩くことで、移住した地域を知る機会になった。


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