高川山  (976m)
2020年9月29日

風景  パノラマ        Home

  JavaScriptを有効にしてください。
操作法:下の写真をクリック→拡大写真、右クリック→次の写真、左クリック→戻る。スライドショー時:右クリック→静止、左クリック→戻る。


ルート図 (地図をクリックすると拡します)   YAMAPで軌跡を記録しました。

@中央道小山形バス停 8:35 - A中谷集落道標 8:58 - B林道終点 9:22 - C古宿分岐 10:20 - D松葉コース尾根 10:59 - E高川山山頂 11:08〜11:57 -
F松葉コース分岐 12:50 - G天神峠 13:37 - H峯山 13:57 - Iオキ山 14:18 - Jむすび山 15:06〜15:13 - K大月駅 15:37…15:44発行乗車




 青空との予報と橋本から中央道小形山までの高速バス利用のリベンジで秀麗富嶽十二景の一つ高川山をめざすことにした。高速バスは予約なしで並ぶと何と満席、諦めて去ろうとすると、運転手が予約者が一人来ないので暫し待てとのこと、定刻になっても現れず幸運にも乗れた。GoToトラベルの割引利用した富士急ハイランドへの客で満席状態だそうだ。少々迂闊だった。バスが相模湖あたりになると、なんと雨模様。わざわざ雨具を持たずに来たことを反省、どうするか思案するも、山梨側に入ると降っておらず、一安心した次第。

 小形山バス停から高速沿いの地道を河口湖方向へ、松葉コース分岐を通り過ぎ、今回は中谷集落からの中谷入コースにした。舗装された林道を経て、熊注意の看板から沢沿いの薄暗い山道になる。倒木もあったが歩行には差し障りない。新しい靴跡はなく、下る人にも会わなかった。斜面が急になると道は変化のない緩やかで長い折り返しが何度も続く。尾根で松葉コースと合流し、狼煙台跡を過ぎると直ぐ山頂である。山頂には8名ほどいた。残念ながら日差しはなく、着いた時には近くの九鬼山、御正体山など道志の山々の山頂は雲に隠れ、富士山は全く見えなかった。昼食を摂り、雲の動きを見ながら、しばらく待つと富士山が現れたり、隠れたりだった。青空に冴える富士山の期待は裏切られたが、少しでも見えたのは良かった。

 帰路は松葉コースの岩で山らしい尾根道を下り、天神峠・峯山・オキ山・むすび山を経て大月駅へ。今日のコースのほとんどで中央道やリニア新幹線などの交通騒音が聞こえ、このコースでは静かな山歩きはできない。
 むすび山には石垣で囲われた円形の窪みがあり、戦時中の大月防空監視哨跡だった。当時、B29編隊が駿河湾上空から富士川を北上、甲府で進路を変え中央線沿いを東進、連日のように東京空襲に向かうのをここから軍に役にも立たぬ通報したのあろう。子供のころ毎日のように聞された、あの忌々しい爆音を思い出し、暫し瞑目した。


リンク: YAMAP

スライドショーはQPONさんの 高画質写真展示ツール(Ver.3)を使わせて頂きました。


Copyright © 2020-
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送